アルミニウム合金ダイカスト
各種非鉄金属合金がダイカスト用として使用されますが、中でもアルミニウム合金と亜鉛合金が最も多く使用され、その合計はダイカスト生産量の約99%を占めています。アルミニウム合金は、通常コールドチャンバーダイカストマシンで鋳造されます。
各種合金ダイカストの中で、最も多く使用されているアルミニウム合金ダイカストは、14種類が日本工業規格JIS H5302に規定され、これらの合金の合金別生産比率を見ると、Al-Si-Cu系合金のADC12が約94%を占めております。
当社ではアルミニウム合金の選択にあたっては、合金の化学成分、機械的、物理的性質のみならず、鋳造性、機械加工性、表面処理性及び合金地金のコストを配慮して使用しています。